あたしのこと。。


日当八千円入りの茶封筒を胸ポケットにねじ込んだ狡い柱時計は不定形な祭壇前に跪きショットグラスに盛られた塩を舐める。



無自覚に時を刻むエレベーター嬢は
テーブル下の食事を隠した。


彼女はそれを

傍らで微動だにせぬフィドル形状の幼女から遠ざけたのだ。



そしてドアは
就寝前の拒否権を飲んで安定した。



ゆらめく座敷犬の群に混じった女が米粒を零す。



荘厳なトランジスタラジオが年月を奏で給仕場の彼方へと遠ざかる。


私は吸い込まれた。



土足厳禁。



さようなら。



鼻の奥で慟哭する古物商たちがスパークした。








クロージングダウン ネバースリープ フォー ウェイティングアワーズ

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