*あたしのおしごと。。



百人町から大久保

あるいは下落合へと移動するあたしのヘルメットには玉掛け有資格者のステッカー一枚


そんなあたしの歯列は

躯体最下層

地下ピットに生い茂る

羊歯類を咀嚼するのに
よく適している



あたしの両胸に付与されたフックは

煌びやかな夕刊紙を吊り下げ
昧者のサイディング工法を駆逐する




そして、あたしの唇は発熱し



コンクリート枡から湧き出る地下水に高炉スラグを投げ込んだ





量販店にて購入した

五百円売りのデジタル時計は
もう動かない






無関心なあたしの両足首では

女郎蜘蛛の刺青が擦り切れながら身をくねらせ

時折演歌を口ずさんでいた・・



片言のスランプ値測定者が打算を注ぎ

仏頂面のマドラーがそれを希釈したからだ

















深刻な亀があたしの演歌を褒めた






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